“いみび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忌日50.0%
忌火50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松岡は明らかな不愉快さを表情にうかべると、表の障子をいきおいよく、あまりに勢よく開けたのだった。寺の境内が見渡されるのだが、何かの忌日いみびで赤い流れ旗が一ながれ夕やみの中によどんで見えた。
三階の家 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
つまりこの日からは忌火いみびを焚いて、何もせず、ごく静かにしている期間であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)