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きにち
ふりがな文庫
“きにち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
忌日
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忌日
(逆引き)
平「感心な奴だ、手前ぐらいな年頃には親の
忌日
(
きにち
)
さえ知らずに暮らすものだに、親はと聞かれて涙を流すとは親孝行な奴じゃて、親父は此の頃亡くなったのか」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
八月に入って泉太や繁の母親の
忌日
(
きにち
)
が来た。学校も暑中休暇になった二人の子供は久し
振
(
ぶり
)
で父と一緒に外出することを楽みにして、その前の晩から墓参りに行く話で持切った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
老人は進の如き
乖戻
(
かいれい
)
な男と好んで苦楽を
偕
(
とも
)
にしているような女が、言わばその
姑
(
しゅうとめ
)
に当るものの
忌日
(
きにち
)
を知って墓参りをするとは、そもそもどうした
訳
(
わけ
)
であろう。そんな訳のあろうはずがない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
きにち(忌日)の例文をもっと
(17作品)
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