“ハヂ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:はぢ
語句割合
66.7%
恥処33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
為ニ、御辺ガ主家ニ得タル罪ト同坐シテ、我モ一旦、敢テ不忠ノ名ヲカウムリ、此一城ヲ御辺ニ預ケ、敗者ノハヂヲ忍ンデ伊勢ニ退ク。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
是に伊邪那岐命、見かしこみて逃げ返ります時に、其イモ伊邪那美命、吾にハヂ見せ給いつと申給いて、即ち予母都志許売ヨモツシコメを遣して追わしめき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
恥処ハヂオソふ為ばかりでなく、屍を完全に掩ふために、柴を与へて通つたのが、後世特定の場処に、柴や花をたむける風に固定したのである。
餓鬼阿弥蘇生譚 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)