“櫨紅葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はじもみじ50.0%
はぜもみじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野を散歩すうららかにして小春の季節なり。櫨紅葉はじもみじは半ば散りて半ば枝に残りたる、風吹くごとにひらめき飛ぶ。海近き河口に至る。潮退きてあらわれ鳥のぐん、飛び回る。水門をろす童子どうじあり。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「そうです。それに山桜が多うございます。これからさきは櫨紅葉はぜもみじが美しゅうございます」
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)