人家のまばらな田舎道のところどころに、大きい櫨の木が月のひかりを浴びて白く立っているばかりで、川らしい水明かりは見当らなかった。
“櫨(ハゼノキ)”の解説
ハゼノキ(櫨の木・櫨・黄櫨の木・黄櫨、学名: Toxicodendron succedaneum)はウルシ科ウルシ属の落葉小高木。単にハゼとも言う。東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。秋に美しく紅葉することで知られ、ウルシほどではないがかぶれることもある。日本には、果実から木蝋(Japan wax)を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。
(出典:Wikipedia)
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