“香櫨園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうろえん60.0%
かうろゑん40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また阪急で夙川(しゅくがわ)まで後戻りして、あそこからタクシーで香櫨園(こうろえん)まで帰って来ましたら、ちょうど十二時になってました。
卍 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
阪神の香櫨園(こうろえん)に所帯を持ちましたんですが、主人は大阪の或る会社に勤めていまして、月給が九十円、外にボーナスが幾らとか申しておりましたが、それと
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
八月十四日午前九時——もつと判り易く言へば昨日(きのふ)朝の事——阪神線の香櫨園(かうろゑん)停留場から電車に乗つた男があつた。車のなかは、玩具箱(おもちやばこ)のやうな色々な人形でごつちやになつてゐた。
中学校へはいつた年の夏、兄の修一がなに思つたのか楢雄を家の近くの香櫨園(かうろゑん)の海岸へ連れ出して、お前ももう中学生だから教へてやるがと、ジロリと楢雄の顔を覗き込みながら、いきなり
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)