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香櫨園
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こうろえん
ふりがな文庫
“
香櫨園
(
こうろえん
)” の例文
また阪急で
夙川
(
しゅくがわ
)
まで後戻りして、あそこからタクシーで
香櫨園
(
こうろえん
)
まで帰って来ましたら、ちょうど十二時になってました。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
阪神の
香櫨園
(
こうろえん
)
に所帯を持ちましたんですが、主人は大阪の或る会社に勤めていまして、月給が九十円、外にボーナスが幾らとか申しておりましたが、それと
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
あそこら
辺
(
へん
)
の海はちょっと行きますと、じきにどかんと深うになってますので、あぶないのんですけど、
香櫨園
(
こうろえん
)
だけは海水浴場
出来
(
でけ
)
まして、夏はほんまに
賑
(
にぎ
)
やかやのんです。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
何でも
香櫨園
(
こうろえん
)
の方の永楽アパートとか云う所に行かれたそうです、と云うのであった。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
夫
香櫨園
(
こうろえん
)
い帰って来るのんざっと一時間、海捜したり近所
尋
(
た
)
ンねたりするのん一、二時間、お梅どんから知らして来て香櫨園から浜寺い
駈
(
か
)
け付けるまでが一時間二、三十分、——都合五
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
或
(
あ
)
る日又二人が散歩して
夙川
(
しゅくがわ
)
から
香櫨園
(
こうろえん
)
へ行く途中阪神国道を横切ろうとすると、通りかかった阪国バスから雪子が降りて来て運悪く
出遇
(
であ
)
ってしまったと云うことを、雪子は黙っていたけれども
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“香櫨園”の解説
香櫨園(こうろえん)は、兵庫県西宮市の夙川中・下流域の地域名である。
香枦園(読みは同一)とも書き、西宮七園の一つに数えられる。
(出典:Wikipedia)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
櫨
漢検1級
部首:⽊
20画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香爐
香水