“山漆”の読み方と例文
読み方割合
やまうるし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちがった場所での生活の観察もよく、私は「上林からの手紙」というのと「山漆やまうるし」というのと二つ随筆をかき、猶書きたい。
このへんかえでが割合いに少く、かつひと所にかたまっていないけれども、紅葉こうようは今がさかりで、つたはぜ山漆やまうるしなどが、すぎの木の多い峰のここかしこに点々として
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
山漆やまうるしの肉付の皮にて巻かたむ。是は前に図したる沓の下にはくもの也、雪にふみこまざるためなり。