“檀風城”の読み方と例文
読み方割合
だんぷうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくる日、金丸にともなわれて、彼は城へ行った。ここを檀風城だんぷうじょうというのはまゆみの木が多いからだろう。はぜは黄ばみ、海は青く、丘の城門からは、遠い小佐渡の山なみまでよく見える。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)