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見愡
ふりがな文庫
“見愡”の読み方と例文
読み方
割合
みと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みと
(逆引き)
風情に
見愡
(
みと
)
れて、近江屋の客はただ一人、三角畑の角に立って、山を背に
繞
(
めぐ
)
らしつつ
彳
(
たたず
)
んでいるのであった。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
客は、
陽
(
ひなた
)
の赤蜻蛉に
見愡
(
みと
)
れた瞳を、ふと、
畑際
(
はたぎわ
)
の尾花に映すと、蔭の片袖が
悚然
(
ぞっ
)
とした。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何
(
ど
)
うだ
北八
(
きたはち
)
、
線路
(
せんろ
)
の
傍
(
わき
)
の
彼
(
あ
)
の
森
(
もり
)
が
鶯花園
(
あうくわゑん
)
だよ、
畫
(
ゑ
)
に
描
(
か
)
いた
天女
(
てんによ
)
は
賣藥
(
ばいやく
)
の
廣告
(
くわうこく
)
だ、そんなものに、
見愡
(
みと
)
れるな。おつと、また
其
(
その
)
古道具屋
(
ふるだうぐや
)
は
高
(
たか
)
さうだぜ、お
辭儀
(
じぎ
)
をされると
六
(
むづ
)
ヶしいぞ。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
見愡(みと)の例文をもっと
(4作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
愡
部首:⼼
12画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当