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見留
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みと
ふりがな文庫
“
見留
(
みと
)” の例文
どこから見たって不足を言う点がないではないか、
生若
(
なまわか
)
いものであると料簡の
見留
(
みと
)
めもつきにくいが斎藤ならばもう安心なものだ。どうしても承知ができないか
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
しきりもない
小屋内
(
こやうち
)
が、
然
(
さ
)
らぬだに、おびえる
處
(
ところ
)
、
一齊
(
いちどき
)
に
突伏
(
つツぷ
)
す
騷
(
さわ
)
ぎ。やゝ
氣
(
き
)
の
確
(
たしか
)
なのが、それでも
僅
(
わづか
)
に
見留
(
みと
)
めると、
黒髮
(
くろかみ
)
を
亂
(
みだ
)
した、
若
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
の、
白
(
しろ
)
い
姿
(
すがた
)
で。……
見
(
み
)
るまに
影
(
かげ
)
になつて、フツと
消
(
き
)
える。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“見留”で始まる語句
見留印