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御兩親
読み方 | 割合 |
ごりやうしん | 66.7% |
ごりようしん | 16.7% |
をふたかた | 16.7% |
御兩親の
御利益で、まだ、まあ
恁うやつて
大まかな
處は、
雲と
霞と、
見分けの
着きまするのが、
目つけものでござります。
戻れば
太郎の
母と
言はれて
何時/\までも
原田の
奧樣、
御兩親に
奏任の
聟がある
身と
自慢させ、
私さへ
身を
節儉れば
時たまはお
口に
合ふ
物お
小遣ひも
差あげられるに
御内端すぎてのお
物思ひくよ/\
斗り
遊ばせばこそ
昨日今日は
御顏色もわるし
御病ひでも
遊ばしたら
御兩親さまは
更なる
事なり
申すも
慮外ながら
妹と
思ぞとての御
慈愛に
身は
姉上を