“御顏色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいろ50.0%
ごがんしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御内端おうちばすぎてのお物思ものおもひくよ/\ばかあそばせばこそ昨日今日きのふけふ御顏色おいろもわるし御病おわづらひでもあそばしたら御兩親をふたかたさまはさらなることなりまをすも慮外りよぐわいながらいもとおもふぞとての御慈愛じあい姉上あねうへ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御覽遊ごらんあそばし殊のほか御顏色ごがんしよくかはらせ給ひにく坊主ばうずめが擧動ふるまひなり仕置しおきの儀は越前が心にまかすべし此段兩人りやうにん同道にて水戸家みとけへ參り左樣に申べしとの上意じやうい直樣すぐさま伊豆守殿越前守同道にて小石川の御館おやかたさして急行いそぎゆきける小石川にては綱條卿つなえだきやう今朝奉行越前病氣全快屆ぜんくわいとゞけを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)