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全快屆
読み方 | 割合 |
ぜんくわいとゞけ | 50.0% |
ぜんくわいとゞ | 50.0% |
ば
伯父々々と
呼べしと言ければ兩人は
有難涙に
暮厚く
御禮申上召連し見知人甚左衞門善助は名主部屋へ入置
休息致させける是に依て越前守には池田
大助に命じ
全快屆の書面を
願ふ
筈なるに今日
全快屆を
御覽遊ばし殊の
外御顏色變らせ給ひ
憎き
坊主めが
擧動なり
仕置の儀は越前が心に
任すべし此段
兩人同道にて
水戸家へ參り左樣に申べしとの
上意に
直樣伊豆守殿越前守同道にて小石川の
御館さして
急行ける小石川にては
綱條卿今朝奉行越前病氣
全快屆けを