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みとれ
ふりがな文庫
“みとれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見惚
83.3%
恍惚
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見惚
(逆引き)
殊
(
こと
)
に見ず知らずの者に四十金恵んで下さるとは何たる慈悲深い人だろうと、我を忘れて惚れ/″\と
見惚
(
みとれ
)
て居りまして、思わず知らず菓子の包みをバタリッと下に落しました。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
見て
疑念
(
ぎねん
)
を散ずべしと彼二品を
差示
(
さししめ
)
せば大膳は此品々を受取
先
(
まづ
)
御墨附
(
おすみつき
)
を拜見するに
正
(
まさ
)
しく徳太郎君の御名乘に
御書判
(
おかきはん
)
をさへ
据
(
すゑ
)
られたり又
御短刀
(
おんたんたう
)
を拜見し暫く
見惚
(
みとれ
)
て有りしが大膳
急
(
きふ
)
に座を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
みとれ(見惚)の例文をもっと
(5作品)
見る
恍惚
(逆引き)
見物
(
けんぶつ
)
あれと無理に
勸
(
すゝ
)
むる故毎度の
勸
(
すゝ
)
め
然々
(
さう/\
)
斷
(
ことわ
)
るも氣の毒と思ひ
或日
(
あるひ
)
夕暮
(
ゆふぐれ
)
より兩人同道にて二丁町へ到り
其處此處
(
そこここ
)
と見物して
行歩
(
あるく
)
中常盤屋と書し
暖簾
(
のれん
)
の下りし
格子
(
かうし
)
の中におときといふ女の居りしが文藏
不※
(
ふと
)
恍惚
(
みとれ
)
し
體
(
さま
)
に
彳
(
たゝず
)
みける佐五郎はやくも
見付
(
みつけ
)
何
(
なに
)
か文藏に
私語
(
さゝやき
)
其家へ上りしが
病
(
やみつき
)
にて文藏は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
如夜叉
(
によやしや
)
と思ひ込し
最
(
いと
)
物堅
(
ものがた
)
き長三郎も
流石
(
さすが
)
木竹
(
きだけ
)
に非れば此時
初
(
はじめ
)
て
戀風
(
こひかぜ
)
の
襟元
(
えりもと
)
よりして
慄
(
ぞつ
)
と
染
(
し
)
み娘も見たる其人は本町
業平俳優息子
(
なりひらやくしやむすこ
)
と
綽名
(
あだな
)
の有は知らざれど
比
(
たぐ
)
ひ
稀
(
まれ
)
なる美男なれば是さへ茲に
戀染
(
こひそ
)
めて斯いふ男が又有らうか
斯
(
かう
)
いふ女が又有らうかと
互
(
たがひ
)
に
恍惚
(
みとれ
)
茫然
(
ばうぜん
)
と
霎時
(
しばし
)
言葉もあらざりしが
稍々
(
やう/\
)
にして
兩個
(
ふたり
)
が
心附
(
こゝろづい
)
ては
羞
(
はづか
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
注
(
そゝ
)
ぎ掛け忠兵衞なれば
恍惚
(
みとれ
)
もせず其儘
奧
(
おく
)
へ入たれば
能
(
よく
)
は見ねども
一寸
(
ちよつと
)
見
(
み
)
るさへ比ひ
稀
(
まれ
)
なる美婦人と思へば
家
(
うち
)
の若旦那が
見染
(
みそめ
)
て思ひ
惱
(
なやむ
)
も
道理
(
だうり
)
要こそあれと
主個
(
あるじ
)
に向ひチト
率爾
(
そつじ
)
なるお願ひにて申し出すも出しにくきが
吾儕
(
わたくし
)
は本町三丁目
小西屋長左衞門
(
こにしやちやうざゑもん
)
方の
管伴
(
ばんたう
)
にて忠兵衞と申す者なるが今日出番かた/″\にて
御覽
(
ごらん
)
の通り
丁稚
(
こぞう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
みとれ(恍惚)の例文をもっと
(1作品)
見る
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