“差示”の読み方と例文
読み方割合
さししめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折々何事にもあれ一葉の行方を差示さししめし顔に、その力量をほのめかして、感得させようとしたのから、反抗を買ってしまった。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
見て疑念ぎねんを散ずべしと彼二品を差示さししめせば大膳は此品々を受取まづ御墨附おすみつきを拜見するにまさしく徳太郎君の御名乘に御書判おかきはんをさへすゑられたり又御短刀おんたんたうを拜見し暫く見惚みとれて有りしが大膳きふに座を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)