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看病
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かんびやう
ふりがな文庫
“
看病
(
かんびやう
)” の例文
請
(
うけ
)
んや其中は母の
看病
(
かんびやう
)
藥
(
くすり
)
何呉
(
なにくれ
)
と
定
(
さだ
)
めて
不自由
(
ふじいう
)
成
(
なら
)
んと此事のみ心に
懸
(
かゝ
)
り
牢舍
(
らうしや
)
したる我心を少しは
汲譯
(
くみわけ
)
早
(
はや
)
く
現在
(
ありのまゝ
)
に申上て
此苦
(
このくるし
)
みを
助
(
たす
)
けられよと申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私
(
わたし
)
としては、
出来
(
でき
)
るだけの
事
(
こと
)
はしました。——
申
(
まを
)
してはお
恥
(
はづ
)
かしいやうですが、
実際
(
じつさい
)
、
此
(
こ
)
の
一月
(
ひとつき
)
ばかりは、
押通
(
おつとほ
)
し
夜
(
よ
)
も
寝
(
ね
)
ませんくらゐ
看病
(
かんびやう
)
はしましたが。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
娘に
看病
(
かんびやう
)
して貰ひます、
昨夜
(
ゆうべ
)
も
宵
(
よひ
)
からひどく氣持が惡くなつて、夜の明けるまで、娘を側から離しませんでした
銭形平次捕物控:298 匕首の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
父
(
ちゝ
)
の
一昨年
(
をとゝし
)
うせたる
時
(
とき
)
も、
母
(
はゝ
)
の
去年
(
きよねん
)
うせたる
時
(
とき
)
も、
心
(
こゝろ
)
からの
介抱
(
かいはう
)
に
夜
(
よる
)
も
帶
(
おび
)
を
解
(
と
)
き
給
(
たま
)
はず、
咳
(
せ
)
き
入
(
い
)
るとては
脊
(
せ
)
を
撫
(
な
)
で、
寢
(
ね
)
がへるとては
抱起
(
だきおこ
)
しつ、
三月
(
みつき
)
にあまる
看病
(
かんびやう
)
を
人手
(
ひとで
)
にかけじと
思召
(
おぼしめ
)
しの
嬉
(
うれ
)
しさ
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卯平
(
うへい
)
はおつぎが
看病
(
かんびやう
)
に
來
(
く
)
る
時
(
とき
)
は
大抵
(
たいてい
)
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
馬喰町
旅籠屋清兵衞方
(
はたごやせいべゑかた
)
へ
遣
(
つか
)
はされ吉三郎が母を
隨分
(
ずゐぶん
)
勞
(
いたは
)
り申すべし一兩日中には吉三郎を無事に返し
遣
(
つかは
)
さん
夫迄
(
それまで
)
は
能々
(
よく/\
)
看病
(
かんびやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
傍
(
そば
)
に
着
(
つ
)
いて
居
(
ゐ
)
て
看病
(
かんびやう
)
するにも、
遊
(
あそ
)
ぶ
手
(
て
)
はない
百姓
(
ひやくしやう
)
の
忙
(
いそが
)
しさ。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御助け下され
母
(
はゝ
)
の
看病
(
かんびやう
)
致
(
いた
)
させ度候と
臆
(
おく
)
したる
形容
(
けしき
)
もなく申立れば是を聞れ其方が申
處
(
ところ
)
不分明
(
ふぶんみやう
)
なり伊勢屋方にて五百
兩
(
りやう
)
盜
(
ぬす
)
み又金屋へも入りて
種々
(
しゆ/\
)
盜
(
ぬす
)
み女を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“看病”の意味
《名詞》
看病(かんびょう)
病人に付き添い世話をすること。
《動詞》
病人に付き添い世話をする。
(出典:Wiktionary)
看
常用漢字
小6
部首:⽬
9画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“看病”で始まる語句
看病仕
看病遊