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見別
ふりがな文庫
“見別”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みわけ
55.6%
みわ
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みわけ
(逆引き)
蓮華寺にある丑松の荷物を取纏めて、直に
要
(
い
)
るものは要るもの、寺へ預けるものは預けるもので
見別
(
みわけ
)
をつけたのも、すべて銀之助の骨折であつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「お蔭で食べられる草と、食べられない草との
見別
(
みわけ
)
はちやんと附くやうになりました。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
見別(みわけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
みわ
(逆引き)
汽車は
駿河湾
(
するがわん
)
に沿うて走っている。窓外は
暗闇
(
まっくら
)
だが、海らしいものが
見別
(
みわ
)
けられる。涼しい風が汗でネバネバした
膚
(
はだ
)
を気持よく
撫
(
な
)
でて行く。
急行十三時間
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
この部屋の様子は、広っぱの方からは、杉の木立が
邪魔
(
じゃま
)
になってよくは見えないし、たとえ見えたところで、遠方のことだから、俺の顔まで
見別
(
みわ
)
けられる筈はない
灰神楽
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
見別(みわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見別”のふりがなが多い著者
高山樗牛
ギルバート・キース・チェスタートン
二葉亭四迷
甲賀三郎
江戸川乱歩
島崎藤村
薄田泣菫