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確
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しつ
ふりがな文庫
“
確
(
しつ
)” の例文
相手の
陸奥
(
むつ
)
ノ
花
(
はな
)
もそんなに細かい力士ではないが出羽に向つて仕切ると四階見物より『小さいのーイ、
確
(
しつ
)
かりしろ』と怒鳴られる。
怪物取組画譜:出羽ヶ嶽その日その日
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
五八も驚き
確
(
しつ
)
かと
抱
(
いだ
)
き
止
(
と
)
め
是
(
こ
)
は若旦那にて
有
(
あり
)
しか私し事は多く
御恩
(
ごおん
)
に
預
(
あづか
)
り何かと
御贔屓下
(
ごひいきくだ
)
されし者なれば
先々
(
まづ/\
)
譯
(
わけ
)
は
後
(
あと
)
の事手前の
宿
(
やど
)
へ御供を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
地面に半分ばかり入つてゐる
確
(
しつ
)
かりした食ひ込みの剛直さは、まはり六七尺もある老杉と釣合うて何ともいはれず美事だつた。
京洛日記
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
方角は
家
(
いへ
)
の
裏手
(
うらて
)
の様にも思へるが、遠いので
確
(
しつ
)
かりとは
分
(
わか
)
らなかつた。また方角を聞き
分
(
わ
)
ける
暇
(
ひま
)
もないうちに
済
(
す
)
んで仕舞つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
少くとも
確
(
しつ
)
かりと箇をつかめば、その箇の中には全もあるわけだから、それを此方から其方へと移して行くことが出来る。
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
▼ もっと見る
「何言うてなはるのや。……火事がいく、
何処
(
どこ
)
が焼けますのや、……しようもない、
確
(
しつ
)
かりしなはらんかいな。」
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
たわいのない事を云ふかと思ふと、祖母の頭にはこんなに
確
(
しつ
)
かりしたところもあるのだと、お梅は自分もこれに
倣
(
なら
)
つて精細な計算帖をつくる氣になつて暇を告げた。
孫だち
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
いえ
私
(
わつし
)
はそら六十四ですもの。金「ナニ八十になつても九十になつても生きてる人は生きて
居
(
ゐ
)
ます、死にたいからつて死なれるものぢやないから
確
(
しつ
)
かりして
居
(
ゐ
)
なくツちやア。 ...
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「いづれわかることでせうが、お金も何處かに
確
(
しつ
)
かり溜めてゐることでせう」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
本当に
確
(
しつ
)
かりした信念があるならば何の恐れをなす必要もないと思ふ。
狩太農場の解放
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
藁苞
(
わらづと
)
より
徐
(
そろ/\
)
と出し
腰
(
こし
)
に
確
(
しつ
)
かと
結
(
ゆひ
)
つけ之まで
風
(
かぜ
)
を引たりと僞り一ト夜も湯には入らざるのみか夜もろく/\に
目眠
(
まどろ
)
まず心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其時第一に馳け
付
(
つ
)
けたものは
祖父
(
ぢゞ
)
であつた。左の手に提灯を
翳
(
かざ
)
して、右の手に
抜身
(
ぬきみ
)
を持つて、其
抜身
(
ぬきみ
)
で
死骸
(
しがい
)
を叩きながら、
軍平
(
ぐんぺい
)
確
(
しつ
)
かりしろ、
創
(
きづ
)
は
浅
(
あさ
)
いぞと云つたさうである。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
いんきんだむしの
附着
(
くつゝ
)
いてる箱は
川原崎
(
かはらさき
)
権
(
ごん
)
十
郎
(
らう
)
の
書
(
か
)
いたてえ……えゝ
辷
(
すべ
)
つて
転
(
ころ
)
んだので忘れちまつた、
醋吸
(
すすひ
)
の三
聖
(
せい
)
格子
(
かうし
)
に
障子
(
しやうじ
)
に……
簾
(
すだれ
)
アハヽヽヽ、おい
何
(
ど
)
うした、
確
(
しつ
)
かりしねえ。
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そんなに
謙遜
(
けんそん
)
しなくつてもいゝわ。兄さんの繪が評判になれば私達まで肩身が廣くなるのだから、心細いことなぞ云はないで
確
(
しつ
)
かりして下さいな。今度の日曜ごろには新しい作品を
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
……これだけを
確
(
しつ
)
かり約束せんと、今度といふ今度は家の敷居跨がせん。
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「
喞筒
(
ポンプ
)
確
(
しつ
)
かり頼むぞい!」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
遁
(
のが
)
れなんとせども惡者承知せず彼是
言
(
い
)
ふうち其
骨柳
(
こり
)
渡せと手を掛るに傳吉今は一生懸命右を
拂
(
はら
)
へば左より又た一人が
腕首
(
うでくび
)
を
確
(
しつ
)
かと取て
動
(
うご
)
かせず
困
(
かう
)
じ
果
(
はて
)
たる折柄此處に來たる旅人あり此有樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
成
(
なる
)
ほど、
脈
(
みやく
)
の
方
(
はう
)
が
多
(
おほ
)
うございますな、
脈
(
みやく
)
の
割
(
わり
)
にすると
熱
(
ねつ
)
が
陰
(
いん
)
にこもつて
居
(
を
)
りますな。「モウ/\
私
(
わたし
)
は
迚
(
とて
)
も助かるまいと思ひます。「
然
(
そん
)
な事を
仰
(
おつ
)
しやつちやアいけませんよ、どうか
確
(
しつ
)
かりなさい。 ...
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
……これだけを
確
(
しつ
)
かり約束せんと、今度といふ今度は家の敷居
跨
(
また
)
がせん。
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
しばらくして、そりや君の様に気楽に
暮
(
くら
)
せる身分なら随分云つて見せるが——
何
(
なに
)
しろ
食
(
く
)
ふんだからね。どうせ
真面目
(
まじめ
)
な商買ぢやないさ。と云つた。代助は、
夫
(
それ
)
で結構だ、
確
(
しつ
)
かり
遣
(
や
)
り玉へと奨励した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“確”の意味
《形容動詞》
(カク) 確かであるさま。はっきりしているさま。
《形容動詞》
(しかと、しっかと) 確かであるさま。はっきりしているさま。
(しっか-り) 確かであるさま。
(出典:Wiktionary)
確
常用漢字
小5
部首:⽯
15画
“確”を含む語句
確乎
確然
的確
確固
明確
正確
確的
確證
確証
不確
確実
確執
確信
確率
適確
精確
確定
不正確
確實
確認
...