“骨柳”の読み方と例文
読み方割合
こり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なすよし女房は屏風を立廻たてまはし床にかゝありしが後の方に骨柳こり一ツ有しを夫を改めんとなすをつまは此品は不正ふせいものならずと手を出す役人共はらひ退て中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
致させしに夜具衣類迄姑女の着たるは格別かくべつ垢染あかじみも爲ず綿なども澤山に入てあり又菊が分はたゞ今夫に着て居る外は何一ツなきがされども破れたる骨柳こり一ツあり其中に反古ほご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のがれなんとせども惡者承知せず彼是ふうち其骨柳こり渡せと手を掛るに傳吉今は一生懸命右をはらへば左より又た一人が腕首うでくびしつかと取てうごかせずかうはてたる折柄此處に來たる旅人あり此有樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)