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『人真似鳥』
ふりがな文庫
『
人真似鳥
(
ひとまねどり
)
』
懸巣は猛鳥で肉食鳥であるが、時々、爪を剪ってやるために籠から掴み出さなければならぬ。からだを掴まれることを厭がりあれ程狎れていても、嘴で確かりと咬み付く、咬みつくとブルドッグのようにどうしても放さない、二年間金アミの中で金の柵ばかり啄ついて …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
左
(
そ
)
確
(
しっ
)
啄
(
つ
)
尖端
(
さき
)
咥
(
くわ
)
擽
(
くすぐ
)
栗鼠
(
りす
)
梅擬
(
うめもどき
)
欠伸
(
あくび
)
涜
(
けが
)
狎
(
な
)
眼瞬
(
まばた
)
胡桃
(
くるみ
)
蜘蛛
(
くも
)