“心〻”の読み方と例文
読み方割合
こゝろ/\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ら降(おり)たつ後姿(うしろすがた)見送(みおく)る物(もの)はお八重(やへ)のみならず優子(いうこ)も部屋(へや)の障子(しようじ)細目(ほそめ)に明(あ)けて言(い)はれぬ心〻(こゝろ/\)を三郎(らう)一人(ひとり)すゞしげに行々(ゆく/\)吟(ぎん)ずる詩(からうた)きゝたし
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
意味(いみ)の存(そん)する處(ところ)何方(いづこ)ぞや茫(ぼう)として闇(くら)きわか葉(は)のかげいとゞ迷(まよ)ひは茂(しげ)り合(あ)ふばかり晴(は)るゝよし無(な)き空(そら)の月(つき)の心〻(こゝろ/\)に判(はん)じて見(み)れど何(いづ)れ眞意(しんい)と得(え)ぞわき難(がた)く喜(よろ)こぶべきか歎(なげ)くべきかお八重(やへ)はお八重(やへ)優子(いうこ)は優子(いうこ)斯(か)く云(い)はれなば斯(か)くせんの决心(けつしん)互(たがひ)に堅(かた)けれど思(おも)ひの外(ほか)なる返(かへ)しには何(なに)と定(さだ)めて何(なに)とせん未練(みれん)は
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)