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赴援
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ふえん
ふりがな文庫
“
赴援
(
ふえん
)” の例文
偽
(
にせ
)
使者とは夢にも気づかず、
崔諒
(
さいりょう
)
は兵を集めて
赴援
(
ふえん
)
の準備をしていると、二日の後、またまた、一使者が来て城門へ告げた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
がウェリントンはそこに
赴援
(
ふえん
)
せずして、全援兵としてただ近衛の他の四個中隊とブルンスウィックの一隊とだけをつかわすに止めておくことができたのである。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
当然、歴城の兵をひきいて、韋康を
赴援
(
ふえん
)
すべきであったが、その滅亡の早かったため、兵をととのえて馳けつけるに間に合わなかったものである。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水路——兵船団は
赴援
(
ふえん
)
にいそいだ。しかし、ふつうの漁船や荷船とちがって、船脚のふかい大船なので、浅瀬をえらぶに暇どっているうち、忽ち、陸地の防柵から銃声がとどろき
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“赴援”の意味
《名詞》
援助に向かうこと。
(出典:Wiktionary)
赴
常用漢字
中学
部首:⾛
9画
援
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“赴”で始まる語句
赴
赴任