“赴(む)” の例文
ここに大楯の連が妻、その王の玉釧を、おのが手に纏(ま)きてまゐ赴(む)けり。ここに大后石(いは)の日賣の命、みづから大御酒の栢(かしは)を取一五らして、諸(もろもろ)氏氏の女どもに賜ひき。
かれここに邇藝速日(にぎはやび)の命三八まゐ赴(む)きて、天つ神の御子にまをさく、「天つ神の御子天降(あも)りましぬと聞きしかば、追ひてまゐ降り來つ」とまをして、天つ瑞(しるし)三九を獻りて仕へまつりき。
ここにその同母弟(いろせ)水齒別(みづはわけ)の命一四、まゐ赴(む)きてまをさしめたまひき。