“だう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
57.1%
25.7%
11.4%
2.9%
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がくだアな、此方こつちへおで、こゝで抹香まつかうあげるんだ、これがおだうだよ。梅「へえゝこれ観音くわんおんさまで……これはなんで。近「お賽銭箱さいせんばこだ。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
その「だう」の一字が、どことなく神聖なものを感じさせるために、自ら慰めるところがあるからだと思はれます。
だうと衝き当つて二人共々重なり合ふ事もある。繁が大公孫樹の幹に打衝ぶつつかつて度を失ふ事もある。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
手元五尺ばかはすかけに切落きりおとせり兵助は心得たりと飛込とびこみそのはすかけにきられし棹竹にて六郎右衞門が脇腹わきばら目掛めがけ突込つきこんだり六郎右衞門は堪得たまりえず其處にだうとぞたふれたり兵助立寄たちより六郎右衞門がもちし脇差にて最期刀とゞめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
梅子は声をんでだうと伏せり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)