トップ
>
さかしま
ふりがな文庫
“さかしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
サカシマ
語句
割合
倒
83.3%
逆
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倒
(逆引き)
円形の池を大廻りに、
翠
(
みどり
)
の水面に
小波
(
ささなみ
)
立って、
二房
(
ふたふさ
)
三房
(
みふさ
)
、ゆらゆらと藤の
浪
(
なみ
)
、
倒
(
さかしま
)
に
汀
(
みぎわ
)
に映ると見たのが、次第に
近
(
ちかづ
)
くと三人の婦人であった。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
われは毛髮
倒
(
さかしま
)
に
竪
(
た
)
ちて、卓と柩との皆
獨樂
(
こま
)
の如く旋轉するを覺え、身邊忽ち
常闇
(
とこやみ
)
となりて、頭の内には只だ
奇
(
く
)
しく
妙
(
たへ
)
なる音樂の響きを聞きつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さかしま(倒)の例文をもっと
(30作品)
見る
逆
(逆引き)
……その森、その
樹立
(
こだち
)
は、……春雨の
煙
(
けぶ
)
るとばかり見る目には、三ツ五ツ縦に並べた薄紫の
眉刷毛
(
まゆばけ
)
であろう。死のうとした身の、その時を思えば、それも
逆
(
さかしま
)
に生えた
蓬々
(
おどろおどろ
)
の
髯
(
ひげ
)
である。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それに、
躯
(
からだ
)
に比較しては長過ぎる二三寸の尾を動かしながら
頻
(
しき
)
りに
逆
(
さかしま
)
に松の枝へ吊さっては餌をむさぼる。尾に触れ嘴に打たれて、小さな松の皮、古松葉などがはらはらと落ちて来る。
茸をたずねる
(新字新仮名)
/
飯田蛇笏
(著)
さかしま(逆)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
さか
さかさ
さかさま
さかし
サカサ
ころ
たう
たお
たおれ
たふ