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落栗
ふりがな文庫
“落栗”の読み方と例文
読み方
割合
おちぐり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おちぐり
(逆引き)
二個の
落栗
(
おちぐり
)
がざっと描いてあって、一個は
殻
(
から
)
を破っており、一個はまだイガの針を立てて固く殻を閉じている。それへ
栗鼠
(
りす
)
が飛びついているだけの構図である。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
落栗
(
おちぐり
)
の座をさだむるや
窪
(
くぼ
)
たまり」(初めて伊那に来て)「
鬼灯
(
ほほづき
)
の色にゆるむや畑の
縄
(
なは
)
」等
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
青鈍
(
あおにび
)
色の細長、
落栗
(
おちぐり
)
色とか何とかいって昔の女が珍重した色合いの
袴
(
はかま
)
一具、紫が白けて見える
霰地
(
あられじ
)
の
小袿
(
こうちぎ
)
、これをよい衣裳箱に入れて、たいそうな包み方もして
玉鬘
(
たまかずら
)
へ贈って来た。手紙には
源氏物語:29 行幸
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
落栗(おちぐり)の例文をもっと
(4作品)
見る
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
栗
漢検準1級
部首:⽊
10画
“落”で始まる語句
落
落胆
落着
落魄
落葉松
落人
落葉
落籍
落付
落語家
“落栗”のふりがなが多い著者
上田敏
紫式部
吉川英治
芥川竜之介