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方
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ぼう
ふりがな文庫
“
方
(
ぼう
)” の例文
遠慮
(
ゑんりよ
)
の
無
(
な
)
い
女房等
(
にようばうら
)
にお
品
(
しな
)
の
噺
(
はなし
)
をされるのは
徒
(
いたづ
)
らに
哀愁
(
あいしう
)
を
催
(
もよほ
)
すに
過
(
す
)
ぎないのであるが、
又
(
また
)
一
方
(
ぼう
)
には
噺
(
はなし
)
をして
見
(
み
)
て
貰
(
もら
)
ひたいやうな
心持
(
こゝろもち
)
もしてならぬことがあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
今夜
(
こんや
)
これからすぐ
敵
(
てき
)
の
本営
(
ほんえい
)
の
高松殿
(
たかまつどの
)
におしよせて、三
方
(
ぼう
)
から火をつけて
焼
(
や
)
き
立
(
た
)
てた上、
向
(
む
)
かってくる
敵
(
てき
)
を一
方
(
ぽう
)
に
引
(
ひ
)
き
受
(
う
)
けてはげしく
攻
(
せ
)
め
立
(
た
)
てることにいたしましょう。
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
さらに
哀
(
あわ
)
れをとどめたのは——
大勢
(
おおぜい
)
の客を呼びあつめ
足駄
(
あしだ
)
ばきで三
方
(
ぼう
)
にのっていた
歯磨
(
はみが
)
き売りの若い男、
居合
(
いあい
)
の刀を持っていたところから、一も二もなく目がけられて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『おことばに甘えて、憚りながら、
香炉
(
こうろ
)
一つに、三
方
(
ぼう
)
一脚をお貸し賜わるまいか』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“方”の解説
方(ほう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“方”を含む語句
彼方
此方
何方
先方
其方
地方
前方
行方
方法
遠方
四方
彼方此方
貴方
東方
大方
上方
一方
外方
片方
南方
...