ハウ)” の例文
其より外には、ハウもつかなかつた。奈良の御館の人々と言つても、多くは、此人たちの意見を聽いてする人々である。よい思案を、考へつきさうなものも居ない。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ソコデ タウトウ イチバン イタダキニ ヰタ ツボミガ オメメヲ ヒライテ ハナニ ナリマシタ。ソレカラ ツギツギニ ツボミタチハ ウヘノ ハウカラ シタノ ハウヘ ヒライテ イキマシタ。
ウマヤノ ソバノ ナタネ (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
其より外には、ハウもつかなかつた。奈良の御館の人々と言つても、多くは、此人たちの意見を聽いてする人々である。よい思案を、考へつきさうなものも居ない。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
其より外には、ハウもつかなかつた。奈良の御館ミタチの人々と言つても、多くは、此人たちの意見を聴いてする人々である。よい思案を、考へつきさうなものも居ない。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
兼ねるは称せないでも、立者タテモノの役者で、兼ねることの出来ぬ役者のハウこそ、少くなつて居た位である。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
今一人の橘屋とか言うた(橘屋と呼ばれたのが、二人居ました。こちらは、若いハウでした)
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)