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哂
ふりがな文庫
“哂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わら
96.9%
あざけ
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わら
(逆引き)
すべて敵に遭って
却
(
かへ
)
ってそれをなつかしむ、これがおれのこの
頃
(
ごろ
)
の病気だと私はひとりでつぶやいた。そして
哂
(
わら
)
った。考へて又哂った。
花椰菜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それがまた、一層
可笑
(
おか
)
しいので、橋の上では、わいわい云って、騒いでいる。そうして、皆、
哂
(
わら
)
いながら、さまざまな批評を交換している。
ひょっとこ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
哂(わら)の例文をもっと
(31作品)
見る
あざけ
(逆引き)
いずれの群集を見ても少しも
激
(
げき
)
しているものはない。
大言
(
たいげん
)
する者もなく、
哂
(
あざけ
)
り
嗤
(
わら
)
う者もない。すこぶる
真面目
(
まじめ
)
でさながら親の大病の診断を医者から聞いているような顔つきであった。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
哂(あざけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
哂
漢検1級
部首:⼝
9画
“哂”を含む語句
哂笑
御哂
微哂
“哂”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
中島敦
徳冨蘆花
正宗白鳥
新渡戸稲造
南方熊楠
渡辺温
芥川竜之介
有島武郎
和辻哲郎