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且
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まさ
ふりがな文庫
“
且
(
まさ
)” の例文
呉王
(
ごわう
)
、
臺上
(
だいじやう
)
より
觀
(
み
)
、((孫子ガ))
且
(
まさ
)
に
愛姫
(
あいき
)
を
斬
(
き
)
らんとするを
見
(
み
)
、
大
(
おほい
)
に
駭
(
おどろ
)
き、
趣
(
すみや
)
かに
使
(
つかひ
)
をして
令
(
れい
)
を
下
(
くだ
)
さしめて
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
燕軍の再敗せること京師に聞えければ、廷臣の
中
(
うち
)
に、燕今は
且
(
まさ
)
に北に
還
(
かえ
)
るべし、京師空虚なり、良将無かるべからず、と曰う者ありて、朝議
徐輝祖
(
じょきそ
)
を
召還
(
めしかえ
)
したもう。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
偶〻
(
たまたま
)
藤床上、淵明の詩あるを見、因て取りて之を読む。欣然会心、日
且
(
まさ
)
に暮れんとし、家人食に呼ぶも、詩を読む
方
(
まさ
)
に楽く、夜に至つて
卒
(
つひ
)
に食に就かず。今之を思ふに、数日前の事の如く也。
放翁鑑賞:07 その七 ――放翁詩話三十章――
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
而
(
しか
)
るに
伯夷
(
はくい
)
・
叔齊
(
しゆくせい
)
之
(
これ
)
を
恥
(
は
)
ぢ、
義
(
ぎ
)
、
周
(
しう
)
の
(三四)
粟
(
ぞく
)
を
食
(
くら
)
はず、
首陽山
(
しゆやうざん
)
に
隱
(
かく
)
れ、
薇
(
び
)
を
采
(
と
)
つて
之
(
これ
)
を
食
(
くら
)
ふ。
餓
(
う
)
ゑて
且
(
まさ
)
に
死
(
し
)
せんとするに
及
(
およ
)
んで
歌
(
うた
)
を
作
(
つく
)
る。
其
(
そ
)
の
辭
(
じ
)
に
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
其子
(
そのこ
)
曰
(
いは
)
く、「
築
(
きづ
)
かずんば
且
(
まさ
)
に
盜
(
たう
)
有
(
あ
)
らんとす」と。
其
(
その
)
鄰人
(
りんじん
)
の
父
(
ちち
)
も
亦
(
また
)
云
(
い
)
ふ。
暮
(
くれ
)
にして
果
(
はた
)
して
大
(
おほい
)
に
其財
(
そのざい
)
を
亡
(
うしな
)
ふ。
其家
(
そのいへ
)
甚
(
はなは
)
だ
其
(
そ
)
の
子
(
こ
)
を
(一〇一)
知
(
ち
)
として、
鄰人
(
りんじん
)
の
父
(
ちち
)
を
疑
(
うたが
)
へり。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“且”の意味
《形容動詞》
(かつ)ある事物が並行して起こったり存在していることを表す。ならびに。同時に。
(出典:Wiktionary)
且
常用漢字
中学
部首:⼀
5画
“且”を含む語句
猶且
苟且
仍且
尚且
予且
且又
裂裙且傷股
且那
豈且
苟且偸安
片桐市正且元
片桐且元
来飲且飯
巴且杏
孩兒愚且魯
姑且水
且鞮侯
且忠
且学之広博