また)” の例文
つ予は、その臣の手に死なんよりは、無寧むしろ二、三子の手に死なんか。またたとい大葬を得ずとも、予道路に死なんや。(子罕、一二)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
されば我が姫を訪ひて、汝もさきに見つる如き紹介なき客に劣らぬ、善き待遇を得しこと、復た怪むに足らざるべし。また戀はいつも我交際の技倆を進む。
若し我をもとむるものならば奈何せん。われは巨巖の如くに我前に在る「コリゼエオ」にかくれたり。われは猶きのふらくしたる如き重廊の上に立てり。こゝは暗くしてまたひやゝかなり。