“そのうへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其上91.7%
5.6%
加之2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチはせつなる同情どうじやうことばと、其上そのうへなみだをさへほゝらしてゐる郵便局長いうびんきよくちやうかほとをて、ひど感動かんどうしてしづかくちひらいた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そも/\此そりといふ物、雪国第一の用具。人力じんりきたすくる事船と車におなじく、そのうへつくる事最易いとやすきはを見て知るべし。
いと加之そのうへ田舍ゐなか物固ものがたくして四十九日立ざる中は大精進だいしやうじんにて魚類ぎよるゐを食する事能はずされども半四郎は元來大酒にして又さかなは魚類を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
着たるは一がう往々まゝある事加之そのうへ女が死骸も他人にて白妙しろたへに相違なし然らば惣内里では有まじサア有體ありていに白状致せ左右とかく強情を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)