トップ
>
ざんじ
ふりがな文庫
“ざんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
暫時
98.2%
漸次
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暫時
(逆引き)
「運座では、お戻りの遅いはず。ご主人のお帰りなさる間、こうしておるも所在ない。お仏壇へ
暫時
(
ざんじ
)
、
誦経
(
ずきょう
)
をおゆるし下さるまいか」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雪吹に
逢
(
あひ
)
たる時は雪を
掘
(
ほり
)
身を其内に
埋
(
うづむ
)
れば雪
暫時
(
ざんじ
)
につもり、雪中はかへつて
温
(
あたゝか
)
なる
気味
(
きみ
)
ありて
且
(
かつ
)
気息
(
いき
)
を
漏
(
もら
)
し死をまぬがるゝ事あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ざんじ(暫時)の例文をもっと
(50作品+)
見る
漸次
(逆引き)
従来非常にたくさんなこのユリ根が外国に輸出せられたが、これからも
漸次
(
ざんじ
)
にその
盛況
(
せいきょう
)
を見るに至るであろう。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
現に
稍々
(
やや
)
大なる
石材
(
せきざい
)
を
打
(
う
)
ち
壞
(
くだ
)
き
押
(
お
)
し
缺
(
か
)
きて
漸次
(
ざんじ
)
目的
(
もくてき
)
の
形状
(
けいじやう
)
とせし
跟
(
あと
)
を
認
(
みと
)
むるを得るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
子房
(
しぼう
)
がまだ若いときは(左側中央の図)、その各室内にまだ毛は生じていないが、花が終わって後
子房
(
しぼう
)
が日増しに大きくなるにつれ、
漸次
(
ざんじ
)
にその外方の
内壁
(
ないへき
)
から毛が生じ始める。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
ざんじ(漸次)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
しばし
しばら
しばらく
しまし
すこし
ちいと
ちっとのま
ちつと
しだい
しば/\