“ちっとのま”の漢字の書き方と例文
語句割合
暫時100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁 さう彼方此方あッちこッちることは出來できんわ。(一同に對ひ)ささ、はたらいたはたらいた。暫時ちっとのまぢゃ、はたらいた/\。さうして長生ながいきすりゃ持丸長者もちまるちゃうじゃぢゃ。
阿魔あま風情ふぜいに目をくれるもんか! ただ、当分、日の目を見せられねえわけのある奴がいるんだ——それで、暫時ちっとのま、鉄心庵の和尚おしょうに引ッくくッて置いて貰おうと思って——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)