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『私の先生』
ふりがな文庫
『
私の先生
(
わたしのせんせい
)
』
私は十三歳の時に、中国の尾道と云う町でそこの市立女学校にはいった。受持ちの教師が森要人と云うかなりな年配の人で、私たちには国語を教えてくれた。その頃、四十七、八歳位にはなっていられた方であったが、小さい私たちには大変おじいさんに見えて、安心 …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文芸首都」1935(昭和10)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
組
(
くらす
)
呆
(
ぼ
)
着
(
き
)
暫
(
しばら
)
飴玉
(
あめだま
)
隅
(
すみ
)
虹
(
にじ
)
紋付
(
もんつき
)
禿
(
は
)
畳表
(
たたみおもて
)
沁
(
し
)
止
(
や
)
梟
(
ふくろう
)
伸々
(
のびのび
)
日向
(
ひなた
)
愕
(
おどろ
)
愉
(
たの
)
怒鳴
(
どな
)
工面
(
くめん
)
尾道
(
おのみち
)
叱
(
しか
)
借
(
か
)
何時
(
いつ
)