“畳表”の読み方と例文
読み方割合
たたみおもて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は何んともいえず気のかない即ち大阪語でいえばもっさりとした、しかも上等のきものを着せられ、畳表たたみおもての下駄をはかされるのだ。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
畳表たたみおもての麻裏を買ったもので、あとで、同組の生徒が告げ口したと云うことを聞き、その生徒の前で怒鳴どなったことがあった。
私の先生 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
いずれも雪晒ゆきさらしによって、その白さを得ます。寒い国にも恵みは失われておりません。飯山地方の藺草いぐさの栽培と、畳表たたみおもての製造も、忙しい仕事であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)