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すゝみ
○さて堂内人
散じて後、かの
山長堂内に
苧幹をちらしおく㕝
例なり。
翌朝山
長神酒供物を
備ふ、
後さまに
進て
捧ぐ、正面にすゝむを神の
忌給ふと也。
進申樣天一坊樣御身分の儀は
只今の書付にて
委しく御承知ならんが御腹の儀御
不審御
尤ともに存候されば拙者より
委細申上べし
抑當將軍樣
紀州和歌山加納將監方に御部屋住にて渡らせ給ふ
節將監妻の
召使ふ
腰元澤の
井と申
婦女の
上樣御情懸させられ御胤を
○さて堂内人
散じて後、かの
山長堂内に
苧幹をちらしおく㕝
例なり。
翌朝山
長神酒供物を
備ふ、
後さまに
進て
捧ぐ、正面にすゝむを神の
忌給ふと也。