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もツと
ふりがな文庫
“もツと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤
(逆引き)
暑
(
あつ
)
い
時分
(
じぶん
)
ぢやが、
理屈
(
りくつ
)
をいふと
恁
(
か
)
うではあるまい、
私
(
わし
)
の
血
(
ち
)
が
湧
(
わ
)
いたせいか、
婦人
(
をんな
)
の
温気
(
ぬくみ
)
か、
手
(
て
)
で
洗
(
あら
)
つてくれる
水
(
みづ
)
が
可
(
いゝ
)
工合
(
ぐあひ
)
に
身
(
み
)
に
染
(
し
)
みる、
尤
(
もツと
)
も
質
(
たち
)
の
佳
(
い
)
い
水
(
みづ
)
は
柔
(
やはらか
)
ぢやさうな。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
尤
(
もツと
)
も
那
(
あ
)
のこれから
冬
(
ふゆ
)
になりまして
山
(
やま
)
が
宛然
(
まるで
)
氷
(
こほ
)
つて
了
(
しま
)
ひ、
川
(
かは
)
も
崖
(
がけ
)
も
不残
(
のこらず
)
雪
(
ゆき
)
になりましても、
貴僧
(
あなた
)
が
行水
(
ぎやうずゐ
)
を
遊
(
あそ
)
ばした
彼処
(
あすこ
)
ばかりは
水
(
みづ
)
が
隠
(
かく
)
れません、
然
(
さ
)
うしていきりが
立
(
た
)
ちます。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(1作品)
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えら
とが
とがむ
はなは
もっ
もっと
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