“尤至極”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もっともしごく66.7%
もつともしごく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まことに解りよい、そうして深い意味を持った、尤至極もっともしごくの言葉だと思う。
全体主義 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
れば子に対して親の教をゆるがせにすべからずとは尤至極もっともしごくの沙汰にして、もある可きことなれども女子に限りて男子よりも云々とは請取り難し。男の子なれば之を寵愛してほしいままに育てるも苦しからずや。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
とても来月の学年試験には及第きふだいする見込みこみがないと思つてゐたところなので、病気欠席のあとへば、落第らくだいしても母に対して尤至極もつともしごく申訳まをしわけができると思ふからであつた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)