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尤
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いと
ふりがな文庫
“
尤
(
いと
)” の例文
一八六四年版、ピエロッチの『パレスタイン風俗口碑記』に、アラブ人が馬を愛重する有様などを
尤
(
いと
)
面白く書いた。とても
拙毫
(
せつごう
)
の企て及ぶところでないが、その概略を左に訳出しよう。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
あり触れた和漢の故事を述べてまたその話かと言わるるを
虞
(
おそ
)
れ、唐訳の律蔵より
尤
(
いと
)
も目出たい
智馬
(
ちば
)
の譚を約説して祝辞に代え、それから
意馬
(
いば
)
の
奔
(
はし
)
るに任せ、
意
(
おも
)
い付き次第に雑言するとしよう。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
見るに
尤
(
いと
)
うるさく覚え侍るといえるは、その見ネロに勝る事遠しだ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“尤”の解説
尤(ゆう)は漢姓の一つ。『百家姓』の19番目の姓である。中国の福建省と台湾に多い。2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っていないが、台湾の2018年の統計では85番目に多い姓で、32,176人がいる。
現在の多くは王審知が閩の王となった時、閩国内の「沈」姓が同音の「審」を忌避するために改姓したものだと見られる。
(出典:Wikipedia)
尤
漢検準1級
部首:⼪
4画
“尤”を含む語句
尤物
御尤
尤至極
見尤
不尤
尤之次第
尤千万
尤様
尤異
御尤様
御無理御尤
罪尤
至極尤
蚩尤