“果敢々々敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかばかしく50.0%
はか/\しく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
済まぬは花瀬が胸のうち、その日よりして物狂はしく。旦暮あけくれ小屋にのみ入りて、与ふる食物かて果敢々々敷はかばかしくくらはず。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
亭主はきゝて夫は/\先何より重疊ちようでふなり而て御食事しよくじなどは如何やと云ふにお花は食事も氣分きぶんき折には隨分ずゐぶんたべ候が氣分のふさぐときは無理むりにもたべられぬと申て溜息ためいきばかり吐居つきをり兎角とかく果敢々々敷はか/\しくしるしも見えず實にこまり入候とほろりとこぼす一しづく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)