“勇猛果敢”の読み方と例文
読み方割合
ゆうもうかかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いままでの話でもわかるとおり、くいえば勇猛果敢ゆうもうかかん、悪くいえば変質者に近いほど怖いもの知らずのマタ・アリである。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
多数の爆弾を抱いて無人の成層圏機の大群たいぐんを無電操縦で敵国てきこくめがけて飛ばし、無人であるがゆえに、勇猛果敢ゆうもうかかん(?)なる自爆的じばくてき爆撃をやらせることも可能ではないかと思う。
成層圏飛行と私のメモ (新字新仮名) / 海野十三(著)
日本は今や君国のために水火をも辞さない勇猛果敢ゆうもうかかんな青年を求めているのだ。この要求にこたえうるような精神を養うことこそ、諸君がこの塾堂に教えをうけに来た唯一ゆいいつの目的でなければならない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)