“よびたつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
呼立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太吉はがたがたと溝板の音をさせてかかさん今戻つた、おとつさんも連れて来たよと門口かどぐちから呼立よびたつるに、大層おそいではないかお寺の山へでもゆきはしないかとどの位案じたらう
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
太吉たきちはがた/\と溝板どぶいたおとをさせてかゝさんいまもどつた、おとつさんもれてたよと門口かどぐちから呼立よびたつるに、大層たいそうおそいではないかおてらやまへでもゆきはしないかとくらいあんじたらう
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)