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愛誦
ふりがな文庫
“愛誦”の読み方と例文
読み方
割合
あいしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいしょう
(逆引き)
私は彼女と別れて放浪中、偶然、古本屋で買った、「無門関」を
愛誦
(
あいしょう
)
していた。その中でも、「百丈
野狐
(
やこ
)
」という公案が好きだった。
野狐
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
東京
下谷
(
したや
)
の
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
の下宿で、岸本が友達と一緒にこの詩を
愛誦
(
あいしょう
)
したのは二十年の昔だ。市川、菅、福富、足立、友達は皆若かった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
柳湾は江戸詩人の中わたくしの最も
愛誦
(
あいしょう
)
するものである。
鄙稿
(
ひこう
)
『
葷斎
(
くんさい
)
漫筆』にその伝と
並
(
あわ
)
せて記述する所があるから
茲
(
ここ
)
には除いて言わない。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
愛誦(あいしょう)の例文をもっと
(20作品)
見る
“愛誦”の意味
《名詞》
愛 誦(あいしょう)
お気に入りの詩文を常に口ずさむこと。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
誦
漢検1級
部首:⾔
14画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘
“愛誦”のふりがなが多い著者
田中英光
島崎藤村
蒲原有明
正岡子規
吉川英治
中里介山
柳田国男
萩原朔太郎
神西清
永井荷風