ならぶ)” の例文
旧字:
自綱よりつなと聞えしは、飛騨一国を切り従えて、威勢ならぶものとてなかったに、天正十三年豊臣氏の臣、金森長近に攻められ、自綱は降人に出た、その子秀綱は健気けなげにも敵人に面縛するをがえんぜず、夫人や
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)