トップ
>
並
>
あわ
ふりがな文庫
“
並
(
あわ
)” の例文
旧字:
竝
柳湾は江戸詩人の中わたくしの最も
愛誦
(
あいしょう
)
するものである。
鄙稿
(
ひこう
)
『
葷斎
(
くんさい
)
漫筆』にその伝と
並
(
あわ
)
せて記述する所があるから
茲
(
ここ
)
には除いて言わない。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
水切れはよいが、しかしどちらかというと、化粧であって丈夫ではない。もとよりそれらのものは単独に用いられる場合もあるが、しばしば二種三種違った材料を
並
(
あわ
)
せて用いる。
蓑のこと
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
今の計を為さんには、和親して以て二虜を制し、間に乗じて国を富まし兵を強くし、
蝦夷
(
えぞ
)
を
墾
(
ひら
)
き満洲を奪い、朝鮮を来たし南地を
並
(
あわ
)
せ、然るのち米を
拉
(
ひし
)
ぎ欧を
折
(
くじ
)
かば、則ち事
克
(
か
)
たざるは無し。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
されば帝政論派は議院尚早論を紹述して当時に起こり、その父祖の系統において親戚たるにもかかわらず、痛く自由論派に反対し、
並
(
あわ
)
せてこの点についての付和論派たる改進論派に反対したり。
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
“並”を含む語句
並木道
家並
並木路
人並
門並
月並
軒並
歯並
並居
押並
並立
日並
並等
相並
並木
世間並
居並
並行
並々
世並
...