“墾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひら41.7%
16.7%
16.7%
8.3%
はり8.3%
ヒラ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれのはもっとずっと上流の北上きたかみ川から遠くの東の山地まで見はらせるやうにあの小桜山の下の新らしくひらいた広い畑を云ったんだ。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
山をり倒いて置いて枯れた所で火を點けてそこへ蕎麥でも豆でもばらつと撒いておくのだといふことである。さう思へば蕎麥の花の中には焦げた木が所々立つて居る。
佐渡が島 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
けふよりは、なを養はじ、土をり種を蒔けよと。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
ひそかにここの野景に停んで、遠いり畑に見え隠れする犬を私は眺めてゐる。
測量船拾遺 (新字旧仮名) / 三好達治(著)
大君のはりの広野に芋は作りて
生活のうるほひ (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
道のべの草をヒラきて 豆を蒔く児等よ。はげまね。汝が父のため
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)