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さしむき
ふりがな文庫
“さしむき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
差向
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差向
(逆引き)
糺
(
たゞ
)
さるべし其答が
胡亂
(
うろん
)
にては成ず即ち紀州名草郡平野村にて
誕生
(
たんじやう
)
と申立る時は
差向
(
さしむき
)
紀州を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雷が既に頭のうへに来て鳴るので、
為方
(
しかた
)
がない、
差向
(
さしむき
)
むかうに見える記念塔のやうなところまで駈出した。
合著
(
あひぎ
)
の服をだいぶ
濡
(
ぬ
)
らしてそこまで
辿
(
たど
)
りつくと、土地の人で一ぱいである。
イーサル川
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
差向
(
さしむき
)
何処
(
どこ
)
と云って落着く先に困ろうとお察し申すが、まゝ又其の
中
(
うち
)
に御帰参の
叶
(
かな
)
う時節もあろうから、余りきな/\思っては宜しくない、心を大きく持って父の
仇
(
あだ
)
を報い、
本意
(
ほんい
)
を遂げれば
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
頼み來る
有徳
(
うとく
)
の町人百姓又は醫師など迄思ひ/\に五百兩千兩と持參する者引も
切
(
きら
)
ず其金高日ならずして八萬五千兩に及びければ一同は
先
(
まづ
)
是
(
これ
)
にて
差向
(
さしむき
)
の
賄
(
まかな
)
ひ方には不自由無し此上
案
(
あん
)
じらるゝは
江戸表
(
えどおもて
)
の
御沙汰
(
ごさた
)
ばかり今や/\と
相待
(
あひまち
)
ける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
師匠
(
ししやう
)
天道和尚の
拾
(
ひろ
)
ひし上
弟子
(
でし
)
に
致
(
いたし
)
置れしが
全
(
まつた
)
くは當將軍家の御
部屋住
(
へやずみ
)
の内の御
落胤
(
らくいん
)
なり此度御
還俗遊
(
げんぞくあそ
)
ばし我々御
供
(
とも
)
にて江戸
表
(
おもて
)
へ御
上
(
のぼ
)
り遊ばすなり御
親子
(
しんし
)
御
對顏
(
たいがん
)
の上は御三家同樣の御大名にならせらるゝは
必定
(
ひつぢやう
)
なり夫に付ては
差向
(
さしむき
)
金子御入用なるが只今御用金とし金百兩差上る者には
則
(
すなは
)
ち三百石の
御高
(
おんたか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(3作品)
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