“合著”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がっちょ50.0%
あひぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は既にその弟ジュウルと共に仏国十八世紀の貴族名媛めいえんおよび女優の史伝を編み、また同時代の仏国絵画の評論三巻を合著がっちょせり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ればゴンクウルの北斎伝は林忠正との合著がっちょと見るも可ならんか。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
雷が既に頭のうへに来て鳴るので、為方しかたがない、差向さしむきむかうに見える記念塔のやうなところまで駈出した。合著あひぎの服をだいぶらしてそこまで辿たどりつくと、土地の人で一ぱいである。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)